旧友との再会

そんな大げさなタイトルをつけるでもないけれど、
それでも６年ぶりというのは大きかった。

でも、そんなブランクを感じさせない場の空気。
高校生の当時カラオケなんかに行ってバカ騒ぎした、あの感覚に近い。

数人集まれば、記憶のすみっこにあったこともよみがえってくる。

当時同じ部活動に入っていたのだけれど、みんな同時期に辞めてしまって。
たった１年でもあれだけ濃い活動だったのだから、続けてた人にとっては一生モノなんだろうな、なんて。
泊まりで合宿した、なんてことだったり、ナンタラの法則（！？）とかいう、
当時聞かされた謎の言葉の意味が今になって明らかになったり。
一番部内の雰囲気が微妙だったときに演奏した曲が実はお気に入りだったり。
消息不明の先輩の話をして、あーやっぱりね、みたいな感想をもらったり。

聞くところによると、合宿のときに、僕はその先輩と女子の部屋に乗り込んできたとか・・・
うう・・・まったく覚えてないぞ！捏造じゃないのか・・・？ｗ
むしろそんな勇気があったことに今更驚きだ。ふつう無理だろう・・・

そんな懐かしい話や、お互いの近況の話、
果ては出会いから別れのすれ違い論（DQ含むｗ）まで話はふくらみ。
こんな田舎で12時を超えるまで飲んでしまった。

＃＃＃

ほんの数時間だけ、時間が巻き戻った気がした。
なんだかんだ、みんな青春らしいことをしていたのだろう。
こうして過去の仲間と言える人と酒を酌み交わす時間が持てること、
恐らくこれが人生の愉しみなのだ。

こういう時間が持てるからこそ、
この先面倒なことばかりでも乗り越えていこうという気になれるんだ。